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忘れられない患者さん
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井上 健造 先生
河東 鈴春 先生
清川 達矢 先生
古出 隆士 先生
笹田 明徳 先生
関本 雅子 先生
田中 賢治 先生

 

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「医者からみた思い出の患者さん」

患者さんは、医師に治療・手術を委ねていながらも、自分自身に対してどのような考え、気持ちで接しているのか、常に気になるものです。

特に今、医療過誤・臓器移植・老人医療など医療についての関心が高まっている時だけに、医師に言われたとおりに治療を受けていて治るのか、不安感を抱くものです。

そこで、そのような疑問、不信感にも応えられるような内容で、患者さんにとっても、医師にとってもためになる本を作ろうと考えています。

医師側の視点で、今までに想い出深い患者さんと出会ったり、医師としてのターニングポイントになるようなエピソード、症例などをヒューマンタッチで描く予定です。

発刊の予定が未定ですので、

とりあえずインタビュー後の初編集分をこの場をお借りして

発表させていただきます。(氏名50音順)

 

井上 健造 先生(藤谷耳鼻咽喉科理事長<院長>)

     

     1)告知の衝撃を川柳に詠む美容師

     2)こりない患者、こりない家族

河東 鈴春 先生 (福田総合病院副院長)

     1)ベン・ケーシーにあこがれて

     2)病室にサメの骨やイチジクの葉っぱ

清川 達矢 先生(清川眼科院長)

     1)目の神社で腕を磨こうと誓う

     2)臨終を喫茶店で待つ身内

古出 隆士 先生(兵庫医科大学篠山病院副院長)

     1)「杢兵衛さん」を見習い見取る

笹田 明徳 先生(六甲病院院長)

     1)熱血教師に婚礼の足袋

     2)冷たい視線に囲まれて恩師を手術

     3)休日出勤して診察しただけなのに

関本 雅子 先生(関本クリニック院長)

  人生を完成させる緩和病棟の群像

     1)ケア病棟を生み出す

     2)残される妻のケアを確保する時間を

     3)あすも命があると思える幸せ

 

故 田中 賢治 先生(たなか整形外科院長)

     1)いきなり歩きだした謎の娘さん

     2)言い負かされて禁煙成功

 

編集責任者:大谷成章

(取材中の大谷氏)
 

 

平成18年7月26日発行の毎日新聞の朝刊に掲載されました。

 

以下はそのインターネット版を転載しました。

 

記事全文

ワードミキ:がん告知の難しさ、医師がつづった本音

未完成の本、HPで公開/兵庫

◇出版断念の編集会社

 「患者さんの生き方を決め付けるのでなく、人の生きる力を応援するのが本当の役割」。阪神間の医師7人が、がん告知の難しさなど本音をつづった原稿がインターネットで紹介されている。医師が学会発表で使う冊子の編集などを手掛けてきた「ワードミキ」(西宮市池開町3)が本にまとめる予定だったが、経営難で断念。それでも「一人でも多くの人に読んでほしい」とホームページでの公開に踏み切った。

 同社の三木貞代社長(58)は約15年前から歩けなくなるぐらいの足の病気に苦しんだ。仕事柄、医師との付き合いは広かったが、患者の立場になってみると、医師の言葉一つに気持ちが浮き沈みした。両者の理解がもっと進んでほしいと願い、出版化を目指した。編集会議に知人の医者に入ってもらい、取材はプロのライターに依頼。守秘義務を盾に取材を断られるケースも多かったが、3年ほどで7人分の原稿が集まった。

 耳鼻科医は患者へのがん告知を振り返り、「患者さんは別の受け止め方をする。がん克服の精神的なケアは不十分」と指摘する。泌尿器科医は患者のがんの影が民間療法で小さくなったのに驚き、「生きる力の強さを感じた」とつづる。深刻な話題だけでなく、禁煙を巡る患者とのやりとりなどもユーモアたっぷりに書かれている。

 最盛期には20人近く従業員がいた同社も、パソコンの普及で主力のスライド注文が激減し、今では三木社長と弟で専務の宏さん(52)の2人だけで切り盛りする。初めて挑んだ出版の夢は消えたが、三木社長は「ああでもない。こうでもないって楽しい毎日だった。最終的に原稿を世に出すことができてよかった」と話した。【井上大作】

〔三田版〕

毎日新聞 2006年7月26日

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